

今年も12月6日のフィンランドの独立記念日を祝う会が行われました。
Lauri Palmu牧師、奥田務在大阪名誉領事館代理梶田政和氏のあいさつに続き、
初芝立命館高等学校の川本先生から報告会がありました。


日本の高校生が修学旅行で海外へ行く機会は増えたといはいえ、渡航先として北欧を選ぶ学校は珍しいとのこと。イメージ的には好印象のフィンランドは、保護者からの安心感や生徒たちの関心も高く、また川本先生を始めとする先生たちの熱心な事前調査もあって、修学旅行は大成功を収めたそうです。
現地ではおしゃれな街並みや平地に広がる自然の景色に感動し、また、地元の高校生たちとの交流を楽しむなど、生徒たちの興奮はパワー全開。お土産を買うために訪れたショッピングモールでは大きなチョコレートを見ては笑い、小物を手にとってははしゃぎ、最後まで元気いっぱいだったとか。
フィンランドでの思い出がきっかけとなり、国際的な関心が芽生え、これからの学びにつながっていくことが期待されます。生徒たちはもちろん、川本先生にとっても貴重な体験になったとのことでした。
さて、毎年美味しいお食事の時間ですが、今年はなんと、宅急便さんの手違いでパンが広島県に行ってしまったらしい!でも、安心してください。「
Kiitos」さんのカレヤランピーラッカは無事にみなさんの食卓にあがりました。

日本ではなかなか手に入らないフィンランドのチョコレート販売も会場ではおなじみの光景。Kiitosさんのパンとともに多くの人が買い求めていました。また、今年はセキセイ(株)さんが「
フィンダッシュ(finn')」シリーズ文具を特別セールに!普段は定価以外で扱うことはないというかわいいグッズの数々に、心はウキウキ目はキョロキョロ。
お食事の後はカンテレグループKissankello(キッサンケッロ)の演奏が披露されました。少し哀愁を帯びた音色が冬の黄昏に響いて心地よい雰囲気に包まれました。滋賀県で活動を行う混声合唱グループ、
クール・ニオの美しいハーモニ―もクリスマスが近いこの時期にぴったりでした。


プログラムもいよいよ終盤。毎年恒例の抽選大会がスタートしました。今年はたくさんの景品が寄せられました。そんな中、みんなが狙うは1等賞、日本⇔フィンランドのフィンランド航空往復チケット。
気になる当選者は・・・当会員の富岡さんでした!何年もくじを買い続けてやっとつかんだ1等賞とのこと。おめでとうございます!


今年も多くの方たちからのご協力をいただきました。毎年あらたなご縁や交流があり、独立記念日を祝う会を行えることに感謝です。
→社会福祉法人 たんぽぽさんの作品。フィンランドのポッパナ織、ペーパーヤーンの織物、羊毛を使ったフェルト作品などを手掛けています。
文責:井之上
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