暖かな4月の日曜日、京都のカフェショコラで行われたワークショップに8人の女性が集まりました。マリメッコやフィンレイソン、アルテックなどの生地を使ってのファブリックパネル作成。色とりどりの生地にみんなのテンションは一気に上昇、迷いに迷いながらそれぞれお気に入りを選びました。
各自で選んだ生地を張るのは、講師の糸井先生が用意してくれた20p×20pの木製フレーム。京都の建具職人さんに作ってもらっていて、特別な組み方がされています。釘を使っていないためサビが出ず、また、軽い材質でできているので壁掛けにはもってこいです。実際にパネルに完成したときの柄ゆきをイメージしながら、生地を28p×28pに裁断し、タッカー(大きなホッチキスのようなもの)でフレームに止めていきました。
ファブリックパネルは生地をピン!と張ることによって仕上がりが美しくなります。みんな生地をぐいぐい引っ張りながらタッカーを打とうとがんばりましたが、慣れない作業にあちこちから「先生!」と助けを求める声が上がりました。
特に難しかったのは角の生地の処理。厚く重なるのを防ぐために角っこを切り落とすのですが、ここでちょっとしたコツが必要となります。間違って切ってしまうとここまでの苦労が水の泡・・・みんなの作業の手がますます慎重になるのでした。

ようやく角の処理が終わり、金づちでタッカーの針をたたいてフラットにした後、黒いテープでカバーして出来上がり!まるでお店で売られているパネルのようにキレイで、「自分で作ったとは思えない」「まさかここまでになるとは、感動!」とみんな大満足でした。1枚でも十分に魅力的ですが、集めて並べるとさらに豪華なファブリックパネル。家でも作りたいと先生からフレームを購入する人もいました。

パネル作成の充実感にひたっている中、続いてケーキセットをいただきながらのおしゃべりタイムに突入。ほぼ初対面の人が多かったものの、おたがいのフィンランドに対する思いや体験談などを語り、楽しい時間となりました。
*今回使用した糸井先生の木製フレームフレームセット20p×20pは1,000円(+送料)で購入可能です。ご興味ある方は糸井先生のブログにアクセスをお願いします。
文責:井之上
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